一年半前、私がビジネスをはじめるきっかけとなった本の一つに「リッチウーマン」という本がありました。
この本の著者、キム・キヨサキさんは、あの有名な「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキさんの奥さまでもあります。当時の私は、この本「リッチウーマン」の内容にとても共感をし、ビジネス思考が強まったという経緯もありました。
当時私はアメブロをやっていて、本を読んだ感想や内容のご紹介をした記事を書いていました。今は更新をしていない当時のアメブロはほぼ放置状態だったのですが、久しぶりにコメントが付いていたので見てみたら、一年半前に書いたこの「リッチウーマン」を読んだ感想に対して、「とても共感をしました。… 」といった内容をいただきました。
そして、この「リッチウーマン」の内容はどの時代であっても世の女性に共感を与え、同時に働き方を見直すきっかけや一人の女性として、自立することの大切さに気付かせてくれる内容であると改めて思ったので、動画でもお話してみました。
キム・キヨサキとは?
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキのパートナーでもあり、投資家、啓蒙者、講演者として多岐に渡り活動をされています。
ホノルルでトップの広告代理店に入社、25歳までに、同市のビジネス業界誌を運営するようになります。キムの起業家精神が発揮されるまでにはそれほど時間はかからなかったそうです。
その2年後には最初の自分のビジネス、全国に流通網をもつ服飾会社を立ち上げています。
その後間もなく、世界中で起業教育を行う会社のパートナーとしてロバート・キヨサキとともにビジネスは世界7カ国11ヶ所のオフィスを支援するまでに成長し、世界中の多くの参加者にビジネスセミナーを開催されてきました。
誰でも起業家になれるのか?
本でキムさんはこう言われています。
誰でもなれる。
そのためにまずは心構えを変えること。
安全よりも自由を求める気持ちが強くなった時、「起業家の道」がはじまる。
起業家とはどんな人がなれるのか?
皆さんもイメージとしてビジネスオーナーや投資家といった起業家とは、「資源を持っている人がなれる」と思われている人が多いのではないでしょうか?
キムさんもおしゃっていることで、それは違うということ。
起業家になり、長期で稼ぐことのできる人とは、 常にチャンスを探している人! だということです。
私自身もビジネスをはじめて一年半、独立起業をして一年少々経った今、多くの起業家・投資家の方とのご縁をいただいてきました。
そこで、みなさんに共通して言えることは「チャンスを探している」というところに関連して「そのチャンスを必ずモノにする」ということです。
はじめは小さな小さなものであっても、必ずそのチャンスを自分のモノにして、ステージアップをしていくというような圧倒的な ” 行動力 “と、その ” 継続力 ” に長けた方がとても多いということです。
キムの決断
もともと会社に勤めていたキムさんですが、社会のレールにはまって一生を会社へ捧げるということにずっと違和感があったそうです。そこで彼女はこう決断をしました。
人にああしろ、こうしろ言われるのではなく、
自分がルールを作る側の人間になる!
そして、自分の人生は自分でコントロールすると強く誓いました。
また、経済的な安定を得るのに他人に頼るって・・・?
そんな考え方は大変なことになりかねない!
時代は確実に変化しているので、将来的安全とは言えない。
そして、キムさんの「人生の指針」として、
私は絶対に経済的に男の人に頼らない。
男だけでなく、誰にも頼らない。
といったことも書いてありました。私もすごく共感をしたことで、“時代は確実に変化をしている” ということです。
今は特に問題なく、旦那さんが勤めていて家族が普通に暮らしていける程の収入はあるかもしれないけれど、果たして何十年後も変わらないまま続いている光景だと言い切れるのでしょうか?
そう考えた時に、私は「NO」でした。
よくある話ですが、景気が悪くなり赤字が続いてしまった会社・企業が人件費を削減するために業績など関係なく、突然なリストラ・解雇通達・・・テレビや新聞でもそういった記事をよく見かけます。
他人事ではないという危機感をもち、今は大丈夫であっても万が一に備えて、「リスクヘッジ」することが大切なのではないでしょうか。
それは女性であってももちろんのこと。いざという時に、旦那さんを支えられるような自立した女性に越したことはないですよね!
ビジネス・投資の道はここから!
まずは「教育受ける・学ぶことに尽きる」と、キムさんもおっしゃっていました。
- 本を読む ーいろんなタイプの投資向け本・ビジネス本を読むこと
- 音声を聞く ーお金の管理の仕方やビジネス・投資に関するもの、自己啓発に関するものの音声学習をすること
- セミナーやワークショップに参加する ー同じ志を持った人たちと知り合える場へ積極的に出向くこと
- 金融機関の新聞や雑誌を読む
ー専門用語など分からなくても読み続けること
- ビジネスに関する新聞や雑誌を定期購読する
ー継続して読むことで、徐々に確実な知識となるのです
- 投資用の不動産、株式、ビジネスを扱っているブローカー(仲介業者)と話をする ◆適切なブローカー(ブローカーとして大きな成功を納めている人) → 情報の宝庫
◆適切なブローカーの選び方 →自分の持っている情報や受けた教育を喜んで他人と分かち合おうという姿勢。
また自分自身が投資家のブローカーは、希望や要求を理解してくれやすい。不適切なブローカー → ただの営業マン
- 他の投資家たちと話をするーブローカーと一緒で、自分の知識を喜んで他人と分かち合おうという姿勢の投資家・ビジネスオーナーのほうが、そうでない投資家より成功している
- 女性のための投資クラブ・コミュニティに入会する ー投資のための教育を主な目的とするクラブ・コミュニティを選ぶこと
- 自分で投資クラブを始める
ー自ら場を主催することも大切- 「キャッシュフロークラブ」に入会する
ー仲間と将来の経済状況を最善のものにするためにはどうしたら良いか、共に学ぶこと
- インターネットを使う ー自分の選んだ投資・ビジネスについてあゆとあらゆる情報を集めること
- 車で街を回ってみる ー自分が住んでいるところのすぐそばには素晴らしい(不動産)投資のチャンスが転がっていることが多い
- テレビで金融情報番組を見る ー投資の世界の語彙が否応なしに耳に入るので、耳が慣れて意味がわかるようになる
- 質問する
ー分からないことを分からないままにせず、知識のある人やすでにやっている人に質問し続けること。そして、市場が変化し、投資の規模が大きくなるのに伴って、知識をどんどんアップデートすることが大切!
本には(不動産)投資の視点から書かれていますが、ビジネスであっても投資であってもまずは「学ぶこと・教育を受けること」って、とても大切ですね。
知識なくして、行動なければ、成果も成功もないのです。
ビジネス・投資とは・・・?
ビジネス・投資は、ダイエットと一緒!
通るべきプロセスがあるということです。ある期間が経ってはじめて成果が現れます。
キムさんはこのように言っています。
チャレンジを避けていたら、人間は成長しない。
何も学ばない。
チャレンジしてこそ、人間的に成長し、より大きな人間になれる。
本当にその通りだなと思いますね。
まとめ
最後に、はじめのうちは小さくスタート、小さな成功を経験を積み重ねることが大事と書いてありました。私自身、それがすべてだと言ってもいいほど大事なことであるなと共感します。
やはり、どんな偉人・今や時の人であってもみなさん必ず、ゼロの時期があったのです。そこから今に至るまでには、日々改善、改良を繰り返し、諦めなかったからこそです。
また、はじめから大きな成果を求めるのでなくて「小さな成功体験」を積み重ねることが、確実に自らの自信へ繋がっていくのです。
そんな小さな成功を積み重ねてきたからこそ、今や時の人と呼ばれるまでになったのだという経緯が分かれば、冒頭でも書きましたが、起業家として成功を納める人とは「資源のある人」ではなく「常にチャンスを探し、そのチャンスをしっかりと自分のモノにできる、行動力あり、チャレンジ精神溢れる人」だということも納得ですよね。
どんなに小さなチャンスであっても、その積み重ねが大きなものになるということを理解した上で日々の行動を見直していきたいものです。
そして、誰にでもできる!誰にでもチャンスはある!!ということですね。
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