Googleアナリティクスの使い方!初心者が見るべき基本ポイントを分かりやすく

Narumi

 

GoogleアナリティクスはGoogleが提供してくれている解析ツールです。

基本無料でありながら非常に高機能なツールで、Webサイト運営に必須のツールといっても過言ではありません。

高機能ゆえに使い慣れていない人や初心者さんにはすごーく難しそうに見えるのではないでしょうか。実際に私がそうでした。「いろんなセクションがあってよく分からん!!!」と。笑

それに他の解説サイトを見てもいろいろ紹介され過ぎていて「えっと、それで自分はどこをチェックすれば良いんでしょう?」ってよく思っていました。

そこで今回は、GoogleアナリティクスのまずはここだけチェックできればOKだよという実用的な部分だけをご紹介します。

 

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アナリティクスでこれだけ見ればまずOK!

 

  • ブログ全体のデータ
  • 記事単位のデータ

これらのデータをまず確認できれば十分です。ここだけのデータでもかなりの分析改善のためのデータが得られます。

超上級者さんではない限りこれだけでまず事足りるかと思います。一つずつ解説していきますね。

 

ブログ全体のデータ

 

左のサイドバーから「オーディエンス」→「概要」をクリックします。

 

そうすると、このようなページが開きます。左下のデータが重要な部分となりますのでそれぞれ解説していきます。

 

 

  • ユーザー・・・訪問者の数字です。同一人物が何回もサイトへ訪れたとしても1回とカウントされます。
  • 新規ユーザー・・・新規ユーザーの数です。
  • セッション・・・何回訪問者が訪れたか?の数字。例えばAさんが二回訪れたら2回とカウントされます。
  • ユーザーあたりのセッション・・ユーザー1人あたりの平均訪問数です。
  • ページビュー数・・・そのままアクセス数。一人が3ページみた場合3pvとカウントされます。
  • ページ/セッション・・・訪問者が何ページを見ているのかの平均数だと思ってください。
  • 平均セッション時間・・・訪問者がサイト内で過ごした時間です。
  • 直帰率・・・他の記事を見ることなく、1ページだけ見て帰る人の割合です。
ページビュー数・ページ/セッション・平均セッション時間・直帰率を中心に見ていきましょう。

 

直帰率

 

ブログのジャンルにも寄りますが、直帰率は一般的に低ければ低いほうが良いです。

もし直帰率が高い場合、何が考えられるかというと・・・

  • 記事に満足できなかった(目的の情報が無かった)
  • 他の記事への誘導不足
  • 記事に満足した(その記事で必要な情報が得られた満足のパターン)

その記事で必要な情報が得られ満足したパターンも考えられますが、記事に満足できず直帰した人の方が多いでしょう。

直帰率が高い場合は、記事の改善関連記事への導線を見直す必要がありますね。

 

直帰率の目安

直帰率は低ければ低いほうが良いですが、何%だから低いというのは一概には言えません。私の持っているブログでも80%台のもあればもっと低い場合と様々です。ジャンルなどによっても変わってくるので、直帰率に神経質になりすぎない方が良いですね。アドセンスで稼ぐ場合、70%台くらいであれば立派なのではないでしょうか。

 

ページ/セッション

 

ページ/セッションの数字は、高ければ高い方が良いです。

訪問者が一回来るたびに、何記事くらい見ていくのかの平均数字ですからね。

ページセッションが低い場合、何を意味しているのかと言うと、訪問者一人あたりがあまり多くの記事を見ていないということです。そのままですね(笑)

この数字を増やすと少ない訪問者の数でもアクセスが伸びていきます。

 

例えば訪問者が4万人いたとして・・・

  • ページセッションが3だったら12万pvです。
  • ページセッションが1だったら4万pvです。

訪問者の数が同じでも、いろんな記事を見てくれれば、それだけアクセス数が増えます。

 

ページセッションを上げるためには、

  • 記事質を上げる(記事の内容が残念だったらが期待薄でスグ帰る…)
  • 他記事への導線を作る
  • 目的の記事を探しやすいサイト構造

などを改善すると良いですね。直帰率の改善と同じ方法です。

 

ページ/セッションの目安
私のアドセンスブログだと高くても3.7くらいです。ページセッションはあなたの運営しているブログジャンルなどによって変わってきます。1.5以上は目指したいですね。

 

記事単位のデータ

 

アナリティクス左のバーにある「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」とクリックしてください。

 

 

するとこのような画面が表示されます。

 

 

このページでは記事毎のページビュー数・平均ページ滞在時間・直帰率などのデータが見れます。

記事ごとのデータを確認することで検索者に満足されているであろう記事や問題点、改善点を見つけることができます。

問題のある記事から順に改善を図っていくことで、効率よくブログを良くしていけますね。

特に見るべき箇所は、平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率です。

 

平均ページ滞在時間

ここでは記事ごとに、検索者がその記事で過ごした時間の平均が表示されています。

やはり記事の文字数やボリュームのある記事というのは滞在時間が長くなる傾向にありますね。

もし文字ボリュームが多いのに、他の記事と比べて滞在時間が短いようであれば、あまり記事が読まれていないかも?と分析することもできます。

そこから考えられるのは・・・

  • 検索者が求める情報が掲載されていない
  • 既に読んだことがあるような内容だったのでザっと読んだ
  • あまり読む気になれなかったから適当に読んだ(デザイン、みやすさ)
  • 面白くなかった etc…

考えるとキリがありませんが、何か改善すべきところがあるのだろうと分析できますよね。

逆に長時間読まれている記事を見つけることもできるので、なぜその記事は長く読まれているのだろう?と分析することで、他の記事へ活かすこともできます。

  • 画像や動画付きで非常に解説が分かりやすかった
  • 実体験に基づいた面白い記事が書けていた
  • 多くの時間と労力を注ぎ込んだ力作記事だった etc…

滞在時間が長い記事を分析することで、他記事を改善するためのヒントが得られます。

 

直帰率

 

直帰率が高い=他の記事は見ず、その記事だけ見て帰る人が多かった、ということ。

というわけなので、つまり検索者が満足していない可能性が高いです。

(※必要とする情報を得たので、満足して直帰するパターンもあります。)

つまり直帰率が高い記事から修正していくことで、効率よくブログの改善ができるということですね。

闇雲に修正していくよりも、直帰率が高い記事から順に見直していくことで効率アップに繋がりますね。

 

離脱率

 

離脱率=他の記事から来てその記事で帰った人の割合です。

分かりやすく例えるならば、A記事→B記事へ移動してB記事を最後に帰った人の割合です。

つまり離脱率が高い=その記事を最期に次の記事に移動していないということですね。

考えられる理由としては・・・

  • 求めていた情報が十分に無かった
  • 欲しかった情報が手に入ったから満足して帰った(その記事で完結した)
  • 関連記事などへのリンクが無いので、見終わって帰った…etc

このような理由が考えられます。

離脱率が高い記事を改善することで、ブログ内を回ってもらいやすい構造になっていきます。

 

まとめ

Googleアナリティクスは、高機能がゆえにとにかく様々なセクションがあるので初心者さんは特に何がなんだかよく分からないかと思います。こんな高機能なツールを無料で提供してくれているGoogleさんには感謝でなりませんが。

初心者〜中級者さんまでであれば、今回お伝えした内容だけポイントで確認していただければ十分なデータを手に入れることができます。

効率よくデータに基づいた問題点を見つけ、改善を図っていけるので、ブログも数字に基づいた正確な指標をもとに運営を行っていくことができます。

やはりブログを運営する以上、アクセス数も伸ばしていきたいですし収益も上げていきたいですよね!

そのためにも、記事執筆して終わり!ではなくて、アナリティクスを理解し、使い倒して徹底的に効率化を進めていきましょう。

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